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【中3生】第1回共通テスト結果速報

熊ゼミNEWS 2019.09.25

熊本県内のほとんどの中学校で、9月3日、4日に実施された『第1回共通テスト』。中3のみなさんにとっては、受験校を考える目安となる重要なテストだったのですが、手ごたえはどうだったでしょうか? すでに答案や成績表が返却され、その結果に満足した人、期待とは全く違う結果に落ち込んだ人、思い通り得点できずモヤモヤしている人もいると思います。今回の熊ゼミNEWSでは、熊本ゼミナールが集計、分析した先日の共通テストのデータをもとに、主な高校の合格予想ラインや今後の勉強法についてお話ししたいと思います。

 

志望校合格への第一関門『第1回共通テスト』


中3生のみなさんはご存じだと思いますが、熊本県の中学校では、9月と11月に実施される共通テストの結果を参考に進路指導が行われます。中学校で実施される定期テスト(実力テストや中間・期末テストなど)では母体数が少なく、年ごとの成績の差もあるため、他の中学校の生徒たちとの競争となる高校入試に対しては、適正な進路指導が難しいところがあります。県内でほとんどの中3生が受験する共通テストであれば、中学校内の成績はもちろん、熊本市内や県全体での順位もわかり、公立高校を第一志望とする生徒が多い熊本の入試では、非常に重要なテストだと言えます。このため、中高一貫指導を行っている一部の私立中学校を除き、県内ほぼすべての中学校で9月、11月に実施され、その結果をもとに12月ごろに行われる三者面談で受験校を決定するというのが、基本的な流れになっています。実際には、合否の決定には内申点などほかの要素も関係してきますが、まず、この2回の共通テストで合格圏に届く(少なくともそれに近い)得点をとることが、志望校合格に向けた第一関門だと言えます。では、熊ゼミが集計した熊本市内の中学校の、今年の平均点から見てみましょう。

 

国語 社会 数学 理科 英語 合計
今年 26 26.5 23.5 26 25.5 127.5
昨年 27 25.5 21.5 26 25 125
-1 +1 +2 ±0 +0.5 +2.5

 

昨年特に低かった数学が2点上がり、国語も下がったとはいえ、平均点は他教科並みの26点と、全体的に高めの傾向となり、5教科の平均点は127.5点と、昨年より2.5点アップする結果となりました。公立高校の入試(後期選抜)においては、国語・数学・英語に難易度の高い問題が多いというのが近年の傾向ですが、共通テストにおいてもその傾向は顕著に現れています。数学・英語では読解力、思考力を問う出題が増え、国語では難易度が高い論述式、記述式の問題が増えています。また、理科・社会では両解(2つ以上の設問にすべて正解すること)問題が増え、知識事項に関する問題であっても、抜けがないようしっかり定着させておかなければ得点しにくくなっています。

 

高校別合格予想ライン


それでは、今年の第1回共通テスト結果をもとにした、主な公立高校、国立高専の合格予想ラインについて見てみましょう。(※得点は合格可能性60%のライン)

 

学校名 学科/コース 得点
熊本高校 普通科 209点
済々黌高校 普通科 195点
第一高校 普通科 168点
第二高校 普通科 177点
熊本北高校 普通科 150点
東稜高校 普通科普通コース 119点
必由館高校 普通科 123点
熊本商業高校 商業科 128点
熊本工業高校 全科 119点
熊本農業高校 全科 78点
宇土高校 普通科 119点
玉名高校 普通科 110点
八代高校 普通科 123点
天草高校 普通科 78点
国立熊本高専 熊本キャンパス 168点
八代キャンパス 159点

 

あくまでも9月に実施された共通テストだけのデータですので、上記の得点に届いていないから合格の可能性がないというわけではありません。大切なのは、「この結果を、次にどう活かすか」ということです。第1回共通テストで高得点をとれていたとしても、第2回で大きく下げてしまっては、大きな不安を抱えたまま受験校を決定しなくてはならなくなります。また、第一高校をめざしていたけれども、第1回の得点が150点だったという場合、「じゃあ、合格の可能性が高い他の高校に・・・」というのも時期尚早だと思います。「あと20点近く足りない」というのが現状ですが、今やるべきことは「1教科あたり4点の得点アップができないか」、しっかりと失点したところを見直すことです。第2回共通テストでは、中3の1学期学習内容が新たに範囲に加わります。「まだまだ努力すれば、得点を伸ばせるところがある!」と思う限り、あきらめる必要はありません。最終的に受験校を決定しなければならない時期=冬休み明けまではできる限りねばってみましょう。競争倍率が1.5倍を超えるような志望校に合格するには、それぐらいの思いの強さが必要です。

 

受験校決定の基準は


第一志望校合格めざしてがんばるとしても、併願校などは少しずつ絞り込んでおいた方がよいでしょう。公立高校が第一志望の場合、私立高校を併願するのが一般的ですが、どちらも合格の可能性が50%では、受験する際のプレッシャーは相当大きくなり、精神的にもきつくなってしまうでしょう。一方で、「私立高校は滑り止めだから、確実に合格できるならどこでもいい」という人もいますが、これもあまりお勧めできません。「私立高校だったら、ぜひここに行きたい」という高校がある場合は別として、併願校を考える際には、次の2つのことを選択基準に加えてください。

①高校卒業後の進路が、自分の望む進路にあっているか。

②自分が望む進路に向け、学力や資格を身につけられる学科・コースがあるか。

これらは、公立高校も含めたすべての受験校を決める際に大切なことです。将来、大学進学を志しているのであれば、公立も私立も「大学受験・進学にプラスになる学校・学科」を第一に検討したほうがよいでしょうし、商業や工業といった実業系が第一志望の場合、私立高校も同様な実業系の学科・コースをもつ高校にするか、高校卒業後の大学・専門学校進学も視野に入れて普通科にするか、先の先まで含めて考えてみた方がよいでしょう。もちろん、最終的には成績や通学距離、学費といった面も含めて決めることになりますが、どの高校に進もうと3年後には次の進路が待っています。ひとつ先の進路も含めて考えることで、高校の3年間がもつ意味もきっと変わってくるはずです。半年後、それまでのみなさんの努力の成果が、最高の結果として現れることを祈っています。

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