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「第二回共通テスト結果速報:高校別合否ライン予想」

熊ゼミNEWS 2019.11.22


第二回共通テスト結果速報:高校別合否ライン予想


受験校決定のカギを握る「第二回共通テスト」結果速報

10月31日、11月1日に実施された第二回共通テスト。すでに多くの中学校では、2学期の期末テストも終わり、あとは11月末から12月にかけて各中学校で実施される三者面談で、いよいよ受験校が決まっていくといったところです。今回の熊ゼミNEWSでは、この第二回共通テストの結果分析をもとに、これから受験校を決定する中学3年生のみなさんへ、これから入試本番までの心構えと準備しておきたいことについてお話ししたいと思います。

まずは、みなさんが一番気になる、今回の第二回共通テストの結果から見てみましょう。熊ゼミが集計した今年の平均点は以下の通りです。

熊ゼミの調べでは、熊本市内5教科合計の平均点は約121点で、9月の第一回共通テストと比べ、約6.5点ほど下がる結果となりました。第一回共通との差を見ていただくとわかる通り、英語・理科の平均点が大きく下がったことが、全体の平均点下降につながったと言えます。英語に関していえば、第一回共通テストに比べ、問題の読み取りに時間がかかり、時間が足りなかったという人も多いかもしれません。理科に関しても、問題の難易度自体はそれほど高くなくても、その条件を表す問題文がきちんと読み取れずに間違ったという人も多いようです。他教科が平均26点前後で、ほぼ例年通りであったことから、理科・英語での得点次第で、結果に大きな差がついたテストだったと言えるかもしれません。特に、第一回共通テストで200点を超えていた人の中には、第二回の理科・英語の失点で、10点近く合計点を下げてしまったという人も少なくないようです。

中学3年生のみなさんは、これから入試に向けた本格的な追い込みに入るわけですが、「失点した問題に対し、どういった勉強をすれば正解できるようになるかを考え、練習するメニューを決め、それを日々1つ1つこなしていく」、まず冬休みに入るまでにそうした取り組みをしておくことが大切です。

 

受験校選びとこれからの勉強

早いところでは、11月の終わりから、みなさんの進路を決定するための三者面談が行われるわけですが、面談を前にして「第一志望校を受験するか、それとも変更するか」「併願する高校をどこにするか」など、悩んでいる人も多いと思います。特に県立高校の普通科(普通コース)が第一志望である場合、前期選抜はなく後期選抜1度きりのチャレンジで合否が決まってしまうため、慎重にならざるを得ないというのが正直なところだと思います。ここで大切なのは、

①志望校に対して、自分はどのあたりの位置にいるのか。

②現状の位置は、これまでできる限りの勉強をしたうえでのものなのか。

③志望校に合格するために、これから入試までにどういった勉強が必要なのか。

④上記の③の勉強をやり遂げる自信があるか。

まず、①についての答えが「わからない」まま、受験校について悩んでいるのであれば、それは論外です。たとえば、みなさんが友だちと会う約束をしていて、歩いて待ち合わせ場所に向かっているとします。「約束の時間に間に合うかな?」と思ったときに、みなさんはまずどうしますか? 当然、まず時計を見るはずです。そして、今いる場所を考えたうえで、このペースで間に合うかどうかを考えるでしょう。このままでは時間ギリギリになりそうというときには、歩くペースを少し速くしたり、このままでは絶対に間に合わないというときには、走ったりバスに乗ったりするという方法だって考えられます。受験生のみなさんにとって、「志望校に合格すること」が先にあげた友だちとの約束だとすれば、約束の時間は入試の日にあたり、今からどうやって約束の場所まで行くのかが、「これからみなさんがすべき勉強」にあたるのです。①については、模試の判定結果など、測る方法はいくらでもありますが、ここではみなさんが先日受験した第二回共通テストの点数で見てみましょう。

 

高校別合否ライン予想

下の表が、今回の第二回共通テスト結果をもとにした、各高校の合否ライン予想になります。(※得点は、県模試のデータをもとにした合格可能性60%のライン)

第二回共通テストでの自分の得点と上記の点数との差が、先ほど述べた①の答えであり、それを縮めていくための勉強が③の答えになります。志望校との差が大きかったという人もいるかもしれません。ここで大切になるのは②の答えです。勉強はしているつもりでも、得意教科中心で苦手教科は避けがちで・・・という人は、もっとメリハリをつけた勉強が必要でしょう。苦手な教科は、毎日1時間ずつ時間をとってでも、苦手単元を1つずつつぶしていく・・・。そうした勉強を取り入れていくことで、もっと得点を伸ばせるかもしれません。これからの3か月ちょっと、毎日毎日、判を押したようにコツコツと練習を積んでいく・・・、地味に思えるかもしれませんが、この「継続」こそが合格への近道なのです。

 

さあ、いよいよ受験校の決定!

早い中学校では11月末から始まる三者面談。正直に言うと、第二回共通テストの結果には納得がいかず、この結果で受験校を決めるのには今一つ決心がつかないという人もいるでしょう。「簡単にあきらめず、決めた目標に向けて努力する」ということは、これからのみなさんの人生を考えても非常に大切です。先ほど述べた①から④のことを踏まえたうえで、第一志望となる受験校を決めなければなりません。しかし、同時に、これからは「併願校」選びも重要になります。公立高校を第一志望とする受験生が多い熊本では、多くの場合、併願校は私立高校ということになります。熊本市内の私立高校では、奨学・専願生の入試が、年明けの1月22日(水)に行われます。そのための出願期間が冬休み明けすぐから始まることを考えると、併願する私立高校は冬休み前に決めておくのが一般的です。併願校を絞り込む際のポイントとしては、「将来の進路(大学進学、就職など)」「通学手段・距離」「合格の可能性」、そして「通学にかかる費用」などがあげられます。将来、国公立大学への進学をめざしているのであれば、大学受験に強い学科やコースをもつ高校、私立大学を含めた進学を考えるのであれば、付属高校や指定校推薦を多くもつ高校が有利でしょう。また、卒業後の就職を考えるのであれば、資格や技術を習得できる学科・コースをもつ高校が候補となるでしょう。みなさんにとって高校は、社会に出ていくための「通過点」であり、「最終目標」ではありません。受験校選びで迷った時こそ、自分の将来を思い描きながら考えてみてはどうでしょうか。

さて、ここで気になる情報があります。現在、高校の就学支援金の上限引き上げが検討されています。現行の制度は、保護者等の年間所得が910万円未満の世帯に対し、月額9,900円の授業料に対する就学支援金を給付するというものですが、これを2020年4月より大幅に引き上げることが検討されているのです。もちろん、これにも保護者等の年間所得等の条件が付くため、すべてのみなさんに適用されるわけではありません。しかし少なくとも、学費がかかるから私立高校進学はあきらめなけらばならないという人は大幅に減ると思われます。正式な決定は12月中になると思いますので、ぜひ情報に敏感になっておきましょう。

 

中3受験生のみなさんにとって、確かに共通テストは受験校を決める上で重要なテストです。しかし、受験する高校に合格するかどうかがここで決まったわけではありません。みなさん一人ひとりが受験する高校に合格できるかどうか・・・ それは、みなさんのこれから入試本番までの過ごし方で決まるのです。熊ゼミが共催する『県模試』を含め、冬休み明けに実施される模試もあります。目標にちょっと届いていないからと言ってあきらめず、冬休みまで含めた1ヶ月間、自分でやれるだけのことを目いっぱいやってみてもいいと思います。最終的に決断するのは、受験するみなさん自身です。悔いのない選択ができるよう努力してみましょう。

 

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