1985年に小中学生を対象とした小さな学習塾として誕生した熊本ゼミナール。「熊ゼミ」の愛称とともに，これまで多くの子どもたちの成長を，地域の保護者のみなさんとともに支えてきました。そして，この40年の間に，子どもたちを取り巻く社会環境や教育の現場も大きく変わっています。「熊ゼミ」では，子どもたちにとって必要な教育とは何か，今私たちに求められていることは何かを考え，様々なチャレンジをしてきました。多様化する子どもたちの学びのスタイルに合わせ，一斉指導と個別指導を選択，併用できるコース設定や，小学生低学年から高校生まで，それぞれに対応した英会話コースの設置，さらには通信制高校の開校や放課後等デイサービス事業所の設置など，学習塾の枠から飛び出した取り組みも生まれました。子どもたちに寄り添い，地域の保護者のみなさんの「子育て」を支援する中で生まれたこれらの取り組みは，「熊ゼミ」にとって最高の財産です。

熊本にあって良かったと思われる学習塾。そう思っていただけるよう，「熊ゼミ」はこれからも「こどもがまんなか」のコンセプトのもと，一人ひとりの子どもたちと正面から向き合い，熊本の将来を担う子どもたちを育てていきます。

得意科目の先取りも，苦手科目のやり直しも
部活との両立も，マナビスなら自由自在!

大学入試において全国屈指の合格実績を誇る『河合塾』。その理由は，大学入試を徹底的に分析して作成された高いクオリティーの教材と，その効果を最大限に引き出す一流講師による授業です。

 

『河合塾マナビス』の特長は，この大学入試に精通したトップ講師による「映像授業」と，学習アドバイザーによる「学習ナビゲーション」を組み合わせることで，その学習効果を最大限に高めるところにあります。志望校と現在の学力をもとに，受講講座と受講スケジュールのプランニングを学習アドバイザーが親身になっておこない，受講状況と成績の推移を確認しつつ，目標に向けたアドバイスをおこなっていきます。

 

毎回の受講後には，生徒自身がその日に学習した内容を説明する「アドバイスタイム」を通して，学習内容がきちんと整理され理解できているか，わかったつもりで終わっている部分がないかなどを学習アドバイザーが確認し，適切なアドバイスをおこないます。この毎日の反復が，深く考える力，自分の言葉で表現する力を伸ばすことにもつながるのです。

『Freedom English School』は，1993年に熊本市上通に誕生した『ILC(International Language College)熊本』を前身に持ち，5年～20年の指導歴を持つネイティブ講師によるレッスンで，日常会話ができる英語力が身につく本格的英会話スクールです。

 

グローバル化が進む中，国も小学校における英語の授業の導入や中学校における英語の時間数増など，コミュニケーション手段としての英語力強化に力を入れています。熊本においても，世界最大の半導体企業TSMC（台湾積体電路製造）の進出などをきっかけに，毎年15％近い伸び率で外国人人口が増加し，熊本県や熊本市も，外国人子女を受け入れる小学校・中学校を整備するなど対応を急いでいます。

 

『Freedom English School』では，熊本の将来を担う子どもたちが，積極的に英語でコミュニケーションをとる力を身につけることができるよう，幼児・小学生向けのクラスを，初めて英語を学ぶ子どもたち向けから帰国子女・外国人の子女向けのクラスまで，幅広く対応できる環境を整えています。ネイティブに近い発音を身につけるための「フォニックス」の指導，英語圏の国々で行われている，英語で他教科（地理や歴史，化学など）の学習をする「CLIL」などを採り入れることで，中学生になるまでに日常的な会話を英語でできる力をつけることができます。現在，『Freedom English School 上通』に加え，2020年に開校した『Freedom English School 水前寺』，2023年に開校した『Freedom English School 武蔵ヶ丘』と，熊本市内に3校舎を開校しています。

『くまもと清陵高等学校』は，2005年，国の構造改革特区を活用した九州初の株式会社立高校として誕生しました。すでに不登校が社会問題となりつつあった20年前。高校受験に向けて苦楽を共にした生徒が，高校進学後に体調を崩したり，居場所のなさを感じたりして，学校に行けなくなったという話を耳にするたび，やり切れない思いとともに「熊ゼミにできることはないか」を考えさせられました。中学時代に不登校の時期があっても，高校では毎日楽しく学校生活を送っている生徒も数多くいます。しかし，その反面，ちょっとしたきっかけで不登校になってしまう生徒も少なくありません。単位制・広域通信制高校である『くまもと清陵高等学校』は，一度あきらめかけた夢であっても，もう一度自分に無理のないペースで見つめなおし，自分が本当にやりたいこと，自分が本当になりたい「自分」を発見して，気負うことなく，気持ちよく学ぶことができる”学び舎”としてほしいとの思いから生まれた学校です。

 

2017年，『くまもと清陵高等学校』は『学校法人 熊ゼミ学園　くまもと清陵高等学校』として新たなスタートを切りました。近年，小中学校における長期欠席者，いわゆる不登校の児童・生徒数は年々増加し，2020年からのコロナ禍で一気に拡大，過去最多を更新し続けています。熊本においても，2023年度の不登校者数は5800名を超え，この10年間で実に5倍近くに増えています。「学校に行きたい気持ちはあっても，なかなか行けない」「学校まで行っても，なんとなく居場所のなさを感じて教室に入れない」といった悩みを抱える生徒は，今やどの学校においても少なからずいます。『くまもと清陵高等学校』では，学力面だけでなく，生徒たちの心のケアにも力を入れた対応を大切にしています。

また，一方では，様々な学びのスタイルが社会で認められるようになり，自由に使える時間が多い通信制高校のメリットを活用する生徒たちも増えています。『くまもと清陵高等学校』においても，プロのサッカー選手として海外においても成功を収めた卒業生や，本格的な芸能活動と並行して高校卒業資格を得た卒業生など，自分のやりたいこと，なりたい自分のために『くまもと清陵高等学校』を選び，夢を実現する生徒たちも増えてきています。

 

熊ゼミの「めんどう見」が形となった『くまもと清陵高等学校』。熊本から始まった清陵高校の「めんどう見」は，熊本にとどまらず，滋賀県，福岡県，東京都など，全国に広がりつつあります。

『ふりーだむ 子ども支援センター』は，発達障がいもしくは発達や成長が気になる子どもたちやそのご家庭のための，熊本市指定の「児童発達支援及び放課後等デイサービス事業所」です。

集団行動が苦手だったり，友だちとの関係づくりがうまくいかなかったりする子どもたちや，一人ではなかなか集中して勉強することができないという子どもたちなど，子どもたちには一人ひとり成長の度合いに個人差があり，その特性も一人ひとり異なります。また，そうした個性を持つ子どもたちが暮らすご家庭の中には，他の子どもたちとの違いに戸惑いを感じられたり，なかなか思い通りにいかないことに悩みを抱えたりされている保護者の方がおられることも少なくありません。

『ふりーだむ 子ども支援センター』は，そうした子どもたちのありのままを受け入れ，安心して過ごせる居場所を提供するとともに，子どもたちの成長に悩みを持たれている保護者の方々の不安に寄り添い，精神的なサポートをすることを目的に，2014年に開所しました。子どもたち一人ひとりの特性に合わせた個別の活動から，小集団での活動・遊びを通して，他者との適切な関わり方や接し方を学ぶ中で，子どもたちが自分の行動の特徴を理解し，他者の気持ちや意図を理解して，自分の感情や行動を調整できるようになるためのサポートを行っていきます。

子どもたちの顔が一人ひとり違うように，子どもたちの特性も成長の速さも一人ひとり異なります。『ふりーだむ 子ども支援センター』は，ご家庭や関係機関とも情報を共有し，子どもたち一人ひとりに合わせた支援で，子どもたち自身が自分の力を感じ，自発的な行動ができるようになっていくためのサポートをおこなっていきます。